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萃香を探せ!
今日は節分。
鬼に豆でぶちのめし福を招き入れる日。
幻想郷の暇人達VS萃香で勝負をすることになりました。
ルールは簡単。
萃香に豆をぶつけた者の勝ち。
1日中逃げ切れば萃香の勝ち。
範囲は幻想郷全域。
霧化禁止。
勝者には豪華賞品。
永遠亭提供、漢方の詰め合わせ。
紅魔館提供、メイド服。
白玉楼提供、幽々子様サイン色紙。
博麗神社提供、雑巾3枚
そんなわけで
豆を持った強大な暇人妖から逃げ回る萃香。
「くっそー、まるでクリスマスの七面鳥気分だよ!」
随分と素敵な気分に浸っておられるようです。
「おおっと!」
ガサガサ
「いた?」
「ううん、見当たらないよ」
「おかしいなぁ、さっきまでこの辺に…」
「もうちょっとあっちのほうも探してみようか」
「ふー、危ない危ない…」
(しかし、なんでこうも簡単に見つかるかな? まるで私のいる場所がわかっているかのようだ…)
そのころ博霊神社作戦本部では…
幻想郷の知識人達が高度な計算を使い
萃香の居場所を割り出していました。
「さて、そろそろ草陰や山の中に隠れるのをあきらめて
建物の中に身を潜めようと考えるころね」
「あそこからだと紅魔館が一番近いな、まあ近場は警戒するだろうし」
「一旦離れて永遠亭あたりに隠れるってとこかしら…」
「はぁ…もう草むらとか山に中に隠れてもだめだな…なぜかすぐ見つかるし…」
「よし、外がだめなら中に隠れよう!
えーと、ここからだと紅魔館か…いやいや、近くだとまたすぐに見つかりそう……」
[やっぱり紅魔館へ] [永遠亭へ]